知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)

鬼筆の文句でも書こうっと。
鬼筆とはサンスポの「特別記者」なる人物が書いているコラムのこと。毎週日曜日の紙面に掲載されている。マア結論から言うと、この程度の文章で紙面を割くことができるのも、あまつさえ目玉扱いされているのも、「お気楽だな」と言うほかない。

鬼筆の特徴は、です・ます調の語尾で一見柔らかい物腰だがその内容は選手にとって辛辣である。舌鋒鋭い、とは言えない。自らの主張を自らのものとして語っているならこの表現は当てはまるが、かのコラムはそうではない。他人の意見をもとに自らの主張を構成しているからだ。いわく、「関係者」なるもの。他者の意見を我田引水せずにはいられないのはマスコミの性癖である。

卓上 阪神タイガース 2016年 カレンダー 卓上

マスコミのつく「消極的な嘘」

マスコミの性癖といえばもうひとつある。
「消極的な嘘」である。文章がもつ主張に合わない事実は、捻じ曲げると嘘になってしまうので「言わない」のだ。言わない、という消極的な嘘でもって自らの主張を通りやすくする術である。この手法はべつにマスコミだけのものではない。「大人」ならだれでもやってしまうことだろうが、だからこそマスコミはやっちゃいけない手法の一つだと思うのだが。ただ型にハメているだけだからだ。

件の鬼筆にもそれがあった。西岡剛の来季去就をどうするか、これをテーマに「関係者」たちの構想なりが明らかになっていくのであるが、問題としたいのは「チーム関係者が西岡と来季も契約したい理由」として語られている部分だ。
(2)起用法が幅広い
右肘の心配はありますが、肘の状態が治れば守れるポジションは多いですね。遊撃は無理でも、三塁や二塁。外野でも守れるでしょう。走力があるので、代走でも起用できます。一塁しか守れなかった新井貴とは違うのです。あくまでも右肘の状態が良くなればさまざまな場面で使える選手です。
「西岡の来季」は意外にも本人の意向最優先…昨オフの新井貴とは違う2つの理由とは‐サンスポ
理由(1)については元記事をご参照召されよ、と言うほかない。

西岡は「守れるポジションが多い」という。
ハア?今年当初の西岡剛のわがままをもう忘れたのか。「二塁以外、守らない」と宣言した人間だぞ。サンスポでも堂々一面に掲げたことを忘れたのか。大阪桐蔭高での自主トレに、記者がわざわざ取材しに行って言質を取ってきたのだろう。結局は「チームに競争意識がなくなるから言った」などという訳の分からん理由でもってムリヤリ「美談」とされたが、このエピソードを無視して「外野でも守れるでしょう」とノウノウと書ける神経こそ訳が分からん。

そう書くなら、「あとは西岡に対して首脳陣がいかに説得するか」。この件についても言及すべきではないのか。近い将来、もし西岡が阪神を出て行ってしまったときにはこう書くのであろう。「チーム首脳陣の失態だよ(野球関係者)」と。

そして気に食わないのが、新井貴浩を悪い例として挙げているところだ。コラムでは新井貴とくらべて「能力的に」起用法が幅広いと言っているにすぎないのは分かっている。分かっているのだ、アライさんが一塁(か三塁)しか守れない、でなければ代打しかない、ということくらいは。だからといって、である。自分が選手よりも年長であるだけで、これほど人を傷付ける文章を書けるものかね。

というわけで、また来週日曜日のコラムを楽しみにしています。

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コメント

  1. 1 2015年07月13日 10:08 id:DqZ1rPdz0
    あのコーナーは勝広の悪口だけが楽しみですw

    サンスポは真弓政権頃から結果論でしか書かなくなっちゃってて残念ですね・・・
  2. 2 うーん 2015年07月16日 15:32 id:0esOFzzu0
    肘が治れば、って簡単に治ったら苦労はしない。
  3. 3 にとり 2015年07月17日 10:24 id:iJYnnvTl0
    鬼筆さんは鳥谷の海外FA問題でも恥をかいてましたね
    鳥谷流出で首脳陣叩きたいってのが前面に出ていました。

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