お久しぶりです。
気が付けば前回の記事から早2週間、ンマーなんというか一度失った勘を取り戻すのは難しいと言わざるを得ない。続けることだけが人生だ。何を続けるのかということではなく。そんな気分。

上本博紀は綱を渡りつづける。
一長一短、なんてコトバがあるが、ファンが持つ上本博紀へのイメージはこんなところではないか。「短」と端的に表してしまうのには少し躊躇があるものの。いわく、エラーの数である。いま上本はエラー数においてセ・リーグナンバー1。さらに阪神の内野陣は打球のトータル数に対してヒットにしてしまう確率が高いという。いわゆる、ザルとでもいうのか。いやこここはもう少し表現を和らげるというか、こう変えたい。
危なっかしい。
そしてこれこそが上本の魅力だと言える。
ホラ、サーカスの演目でも綱渡りがあるでしょう。
アレを見ているような気でいれば良いのだ。
エラーの数をどう捉えるかは色んな考え方がある。攻めた守備、つまり捕れるか捕れないか瀬戸際の打球へあえて飛びつき、結果失敗に終わってしまった。これでもエラー1である。
さあどうだ、球際への挑戦は是か非か。
球際とは、その選手の守備範囲の境界線だけを示すものではない。野球の試合ではランナーの有無がさまざまな球際を生む。1点ビハインド、ノーアウト走者3塁。バッターは左打席としよう。前進守備を敷くところにショートバウンドで襲う速い球足。これも状況が生んだ球際だ。
上本のこれまでの失敗は球際への挑戦ゆえ。
そしてプロの選手は球際を経験するとその範囲は広がる。能力が上がる。
上本はいま、球際の範囲を広げている最中。
きょうよりも明日、明日よりもあさって。
上本の綱渡りはだんだんと安定感を増してきている。
お知らせのあとは「ちな虎」からのおねがいがあります!
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コメント
お久しぶりです!
上本、危なっかしい。ズバリですね。
最近は、あの件があって以来、何かとバッターボックスで
毎回ボールが当たっちゃうんじゃないかと毎打席ヒヤヒヤしてます。
往年の西武・金森みたいなことにはならないでしょうが…。
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