
いやちょっと、負けても気が済んだわ。
なにがって、9回オモテのゴメス対バーネットですよ。
これは今シーズンのベストバウトですよ。 現時点で。

きょうの試合は、雄平だけには打たれないようにと戦略をたてようか、と考えているところを雄平には打たれちゃう。だったら雄平だけ打たせて他は抑えよう。そんなゲームプランも結局は守れなかった、という印象。畠山に打たれちゃったのが運の尽きかな。畠山については、ほんの数年まえまで「困ったときの4番畠山」で、なんとなく4番ぽいから的な考えで4番に据えられていた印象だ(そして阪神戦によく打っていた印象)。そりゃあ、「4番じゃない畠山」は怖い。打線の厚みが怖くなる。
「頂上決戦」と名付けたいゴメス対バーネット
長髪なびかせるバーネット。激情的な性格から見てもコイツは「レッドネック」である(見た目だけでいうてます・単語の意味は各自検索)。そんな、どう見ても身を持ち崩した白人にしか見えない投手に相対するのが巨漢ゴメス!ドミニカ共和国の厳格な軍人に育てられた気は優しくて力持ちな南米人である。まずもって構図が完璧。これはなんの映画なのだろうか。ハリウッド映画ならバーネットが主人公か(じゃあ配役はイーサン・ホークあたりでお願いします)。9回先頭の鳥谷敬が出塁した。
送球が浮いたときに「あーっホンマにヤクルトの守備ってアレやなあ、毎年毎年変わらんなあ」と、投げた本人を見てみると大引やないかい。オリックス時代にそんなシーンを見たことがない。これはアレか、神宮に「なんらかの力が働いている」と考えていいのか。
そんな黄色猿どものケツふきをレッドネックがするわけだ。そして主審も黄色猿、判定に首を傾げるどころではない場面を迎えたり。さらには軍人の息子がレフトへホームランと見紛う大ファウル!いわゆる野球語でよくある「三振前の大ファウル」もなくフォアボールだったのだが、ワタシとしてはもうここでお腹いっぱい。「頂上決戦」を見た気がしてしまった。もう日本人置いてけぼりの意地の張り合い。
またこの対決が見たい。
でも阪神ファンにとってつらいのはレッ…いや違ったバーネットが登板するのは基本的にヤクルトリードのときである。でもマア、ビハインドからの大逆転も見たいしなあ…。
お知らせのあとは「ちな虎」からのおねがいがあります!
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コメント
こういう見応えのある勝負を純粋に楽しめるように、タイガースにはそれなりの戦績でいてもらいたいものです。
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