
去年、満塁時に迎えて嫌なバッターは新井貴浩と関本賢太郎のどちらか自分の中で議論したことがあった(要するにひとりで考えた)。どちらも代打で出てくる要員だったからだ。新井の場合はボテボテの内野ゴロからのゲッツーの間に1点を取るというイメージ。やはり何かをしそうなのは圧倒的に関本の方だろう。3年前には押し出しサヨナラがあったし、去年には満塁ホームランも打っている。バットを短く持ってファウルで粘るその様には「関本の時間」を感じてしまう。もちろん新井の内野ゴロゲッツーにも様式美を感じてしまっていたのだが。

それよりも中日が心配。
開幕戦、2点タイムリーを打たれたゴメスへの配球もいろいろおかしい。2ストライクを取ってから以後ストライクゾーンで勝負していた。打たれたのはボール球だったがストレートだった。全部落ちる系の球でいいんでねの。2戦目も祖父江が自滅。阪神には、相手が全力を出したところを上回って勝つのを見たいんだけど。相手が弱いのが見たいわけじゃないのだ。贅沢なのだろうか。それにしても大丈夫なのかな中日。名古屋ではいまどんなかんじなんだろうか。
阪神新打線で見えた「3番鳥谷敬」
マア得点できていないわけだが。1番鳥谷敬が「1番」として打席に入るのは基本的に初回だけである。打順っつうもんはそういうもんだろう。打順のめぐりとして考えるとこの2戦で見えたものがある。回の3人目の打者として鳥谷が打席に入ることが意外に多い。3月27日開幕戦
打順 | 打者 | 3回 | 6回 | 8回 |
---|---|---|---|---|
8回は幸いにして2アウトから打線がつながったわけだが。
3月28日開幕第2戦
打順 | 試合 | 5回 | 8回 |
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大和は1番打者の意識を持て。
7番に入れるのは梅野隆太郎か大和かという議論もあったように思う(これも自分のなかで)。7番梅野8番大和を選択したのは「2アウトからの強打者」を目論んでいるからなのかも。2アウトからの梅野、そして2アウトからの鳥谷。ということは「3人目の鳥谷」は3番鳥谷なので、大和は1番の意識を持たなきゃである。大和出塁、投手が送りバント、そして鳥谷が決める。これである。ここ2戦で5回もこの状況が生まれたのは偶然かもしれないが、大和が打線のカギになるのかもしれない。お知らせのあとは「ちな虎」からのおねがいがあります!
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コメント
しかし大和は8番なんやからもうちょい球数稼ぐ仕事をしてもらいたいものです。
この2戦、捕手谷繁なら違うリードやったんかな、という場面は何度かありましたね。
ゴメスはデータ的には速球の方が弱いという話もあるので、若い捕手だとそのままデータ一辺倒で行ってしまうのかもしれません。
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