プロ野球オーナーズリーグ マスターズ2012【八木裕/阪神】スターマスター《OWNERS LEAGUE MASTERS 2012》olm01-066

掛布DCの発する言葉の強さ、濱中治新コーチ就任のせい(?)で、このオフまったく話題に上がらない八木裕2軍打撃コーチ。来季でもう就任7年目になるのねー。
現役時代からそんなに発信するほうではなかった印象だけど、解説をつとめていたサンスポでさえもコメントが載せられていない。

でも、好きなんだよ。
八木裕。
その理由を書いてみる。 

卓上 阪神タイガース 2016年 カレンダー 卓上

現役時代の八木裕の思い出

まず好きなところは、家族を大事にするところである。
なんだその話、直帰しよう、などと思うなかれ。このハナシだけも読んで帰ってくれ。

当時、「声出し」が行われていた春季安芸キャンプ。

早朝、監督コーチ選手たちは定宿から軽く散歩し、適当な広場で集まる。
そこでは日替わりで選手があいさつと今年の豊富、意気込みなどを声に出す。
阪神では現在この習慣はなくなってしまったはずだが、他球団のキャンプニュースなどで見たことがあると思う。

八木裕の番だった。
このとき、八木には長男が生まれる直前。1軍に定着し長距離砲の評価はすでに受けていたはずである。
広く円状に広がった選手たちの中心に立ち、八木は今シーズンの豊富をこう叫んだ。

家内安全!

そう、夫人の出産が無事に終わることだけがその年の豊富であった。爆笑するチームメート。
八木夫人の出産を間近に控えていることをチームメートが知っている、そのことを計算に入れた八木裕のウィットに富んだジョーク。
あまりコメントを発することはないが、八木裕は面白い人物なのだ。
(幻のホームランの話とか書かんよ。みんな知っているでしょう)

コーチ・八木裕の思い出

なんども書いているが、八木コーチは若手野手が打席で「引く」ことを最も嫌うようである。
気後れや逡巡などしている場合ではない、ということだ。

固まった来季陣容への「ぼんやりとした不安」 : ちな虎

もちろん技術も教えているだろう。
ただし八木裕の考えでは、技術をつけるには気力が必要なのである。
失敗をするのも必要なことなのだ。

コーチはつくづく大変だと思う。
鳴尾浜の試合前練習ではバッティングピッチャーをつとめ、トスバッティングの相手をしている。
トスバッティングではボールをバッターにトスしてやるのだが、そのあとが面倒だ。
散らばった無数のボールを片付けなきゃならない。
普通は選手といっしょにするものだが、次のメニューをこなさせないといけない選手のときにはコーチがひとりで片付けるときもある。「おれのことはいいから、先に行け!」である。

上本博紀のバッティングスタイルが出来上がったのは、八木裕が黙認したから。

上本はバッティングスタイルには特徴がある。
長年の試行錯誤を感じさせる、あのクネクネとした、こんにゃく打法一歩手前のグリップの動き。


動画再生してすぐのシーンです

これはプロから言わせると「悪癖」らしい。
ストレートを待つうえで、バットをクネリクネリとさせるのは準備が遅くなるからだ。
理想は、スッとトップを作り球を待つ。そこから動かすことはありえない(すべて受け売りです)。

入団当時、コーチの矯正の目が入りそうになった。
ちなみに、こういう「指導」をするべきかどうか一旦、コーチ陣で話し合うらしいのだが、そのときに出した八木裕コーチの結論は、「そのままにしましょう」であった。

八木裕の考える理想の「指導」とは

プロ入り直後いきなり癖を直してしまえばフォーム全体が崩れる可能性がある。
それよりも上本のバッティングの魅力はパンチ力。そこをまず伸ばす指導をしたほうがいい。
2軍の試合に出て行き詰まりを感じれば自分で直すはず。
彼は大卒で、いまのスタイルで結果を出してきたことも考慮に入れたい。
早稲田大学のキャプテン。それに彼の性格を見ても、自分で問題意識をもって修正するくらいはできるだろう。

コーチとして、「仕事をしていない」と取られかねない指導法である。
それでも、時間こそかかったが上本は1軍でも立派に成績を残しはじめている。

って、平田勝男氏が解説者のとき、第一次2軍監督時代の思い出として語っていた(またヒラタサンのハナシやん!)。

参考文献

濱中治就任。2軍打撃コーチの難しさについて想像してみる : ちな虎

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